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相場格言「虎狼は仁なり」荘子 ~大橋直久
相場格言「虎狼は仁なり」荘子 ~大橋直久
中国の株式相場・投資の訓言・格言「虎狼(ころう)は仁なり」~荘子虎や狼は仁である。これらの動物は最も獰猛なものと考えられているが、その親子の間にも情愛はあるから、やはりそこに仁の心があるといわざるをえない。つまり、人間の情愛などといったところで、それはまだ仁というには足りないのだ。大橋直久(中国雲南省昆明)■■■参考になりそうな過去の相場・金融ニュース■■■「1996年4~6月期の日本の株式相場の概況と展望」1996年6月1日、株オンライン最近、株価が回復している東京株式市場。だが今後は、JT株の再放出や、JR西日本株の上場など政府保有株、さらに不良債権償却に苦しむ銀行の優先株発行や、相場が回復してきたことによる企業のエクイティファイナンスなど、大量の供給圧力が待ち構えている。市場関係者は「市場はまだ病み上がり。大量の供給圧力は、せっかくいい調子になってきた相場を冷やしてしまう」(大手証券)と不安を隠さない。まずは1996年6月のJT株。大蔵省は少しでも財政再建を進めたいと、JR西日本株に先駆けて放出する方針をとり、1994年に売れ残った27万株(約2600億円)が売り出される予定だ。「株主総会が終わる6月末以降は、企業のエクイティファイナンスが多く出てくる。その前に出そうという魂胆」(大手証券)だ。続くのは、3度目の正直の上場となるJR西日本株で、1996年10月の予定。政府保有200万株のうち、150万株程度が放出される見込み。価格はJR東日本株の80~90%と見られ、総額6000億~7000億円程度となりそう。同じく10月には、ディズニーランドを運営するオリエンタルランド、消費者金融の武富士が上場を予定するなど、新規上場も相次ぐ。推計では、1996年度は、新規上場、転換社債、ワラント債発行などによるエクイティファイナンスの総計は5兆円に達...
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