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【神道シリーズ】第57回・八百万の神⑭道祖神【後編】どんど焼き(道教陰陽道・密教護摩・煩悩焼き尽くす...
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江戸時代に入ると、お地蔵さん(路上の地蔵菩薩)が次第に僧形(そうぎょう)の単体道祖神となり、江戸中期以降になると国学の影響で神像型が増加し、もともと僧形だった双形道祖神(江戸中期より)も国学者たちによって猿田彦と天鈿女という古事記の神のカップルとするものが急増しました。そして石仏ではなくて藁などで作られた人形道祖神(鬼形が多い)を使用済みの仏具や正月の縁起物などを左義長(さぎちょう・さぎっちょ)と言われる竹と藁で出来たトライポッド状の構造体の中に入れ、火をつけて燃やす「どんど焼き」という習慣が幕末頃から各地でさかんになります。左義長はもともと平安時代に宮中の道教的祭祀で使われてたもので陰陽師たちが関わっていましたが、この左義長は密教護摩で使われるようになり、道祖神のどんど焼きもこの影響を受けたものとみられています。どんど焼きとともに煩悩を焼き尽くすという儀式なのですが、この風習は明治時代に禁止されたものの、その後復活し、現在でも地方各地で行われています。
動画ID:sm35010952
再生時間:102:12
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タグ:政治,道祖神,どんど焼き
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