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飛沫や空気で“感染” 全国猛威はしかの症状と予防
飛沫や空気で“感染” 全国猛威はしかの症状と予防
はしかの猛威が止まりません。新たに川崎市で20代の女性が感染したことが確認され、全国の患者数は100人を超えました。「はしか」はこれまでのところ、感染が始まった沖縄で90人、愛知で15人など1都1府9県まで広がりを見せています。また、発症した人の多くは20代から40代とみられ、この世代に共通しているのがワクチンの定期接種を1回しかしていない「1回世代」と呼ばれていることです。厚生労働省によりますと、はしかの定期接種は2006年以降、2回行われるようになり、それは1歳児と小学校入学前1年間の幼児、このタイミングです。1回しか受けていない人は2回受けた人たちに比べて免疫が弱まることがあるといいます。はしかは飛沫(ひまつ)感染や空気感染で広がる非常に強いウイルスで、感染すると約10日、潜伏期間があるとされ、発症した場合は発熱やせき、鼻水といった風邪のような症状が現れます。そして2、3日、熱が続いた後に39度を超える高熱と発疹が現れてきます。このような症状が出たら、すぐに医療機関で受診するよう専門家は呼び掛けています。さらに、予防法としてはワクチンの接種しかなく、定期接種が1回の人は免疫が弱まっている恐れがあるため再度、接種するのが効果的だということです。関連“輸入はしか”沖縄で感染拡大国が注意呼びかけ(3月頃)sm33068663愛知で「はしか」拡大5人の感染確認1歳女児も(4月頃)sm33108167はしか感染拡大 全国で100人超福岡県で2人目確認(5月)sm33151773
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タグ:科学,はしか,感染症