原料高騰、深刻な人手不足 景気状況「悪くなった」 - テストサイト

日銀が発表した2018年3月の短観（全国企業短期経済観測調査）によりますと、足元の景気が「良い」と答えた企業から「悪い」と答えた企業を引いた指数は、大企業・製造業でプラス24となり、前回調査から2ポイント悪化しました。悪化は2年ぶりです。素材業種を中心に原材料価格が上昇する一方、販売価格に転嫁できていないことが要因です。また、人手不足が激しい大企業・非製造業でも、プラス25からプラス23となり、1年半ぶりに悪化に転じました。景気の先行きについては、最近の円高を背景に慎重な見方があるほか、トランプ政権が進める保護主義的な動きが景気に与える影響を警戒する声も出ています。
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